《MUMEI》

そして始まった、チーム対抗リレー。





陸上部員が多い青チームが有利っぽい。





でも、私達のチームだって負けてない。





「小百合ちゃん頑張れーっ! ──ほらっ、イズミも応援してっ」

「‥命令すんな」

「してないじゃんっ‥ぁ〜もぉ‥」





やんなってくるよ‥。





「ヘコんでんじゃねーよ」

「ヘコんでない」





私、何やってんだろ。





まだ告れてないし‥。




相変わらず、何っか微妙な関係だし。





「ぁ、小百合ちゃん勝った‥!!」





よしっ──出出しは快調!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫