《MUMEI》 こいつ‥マジで言ってんじゃないんだから。 素直になれない、ってだけ。 そうだよね? 「‥‥‥意外と穴場だな、ここ」 「うん‥」 ──昼休み。 ‥屋上の代わりに来たのは、体育館。 「雨止まないね──」 「‥‥‥‥‥‥‥」 イズミ、無言でお弁当頬張ってる。 ちょっと可愛い。 「あのさ?」 訊いちゃマズいかも知んない。 でも‥気になる。 「あんたが‥あいつに勝たなきゃなんない理由って何‥?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |