《MUMEI》 「ッ‥‥‥」 もういいよ。 あんたなんか嫌いだ。 あんたなんか‥。 ‥何か無性にムシャクシャしながら、走った。 傘はあいつが持ったまま。 ‥冷たい。 いいや、別に。 あいつが濡れるよりマシだ。 って‥何でそんな事考えてんだか‥。 いいじゃん、あいつの事なんか‥。 ほっとけばいいじゃん‥。 元々ただの顔馴染みだったんだから。 たまたま高校で再会したってだけなんだから。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |