《MUMEI》 肩掴まれたまま‥グルンッと後ろ向かされた。 ‥イズミの顔が、目の前。 「‥何勝手に抜けてんだよ」 ‥声が‥低い。 「‥何勝手に抜けてんだっつってんだ」 「‥‥‥ほっといてよ」 「‥バカヤロウ」 「肩、痛いんだけど」 「‥逃げんなっつったろーが」 「逃げて‥ない、よ」 「どーでもいーからさっさと入れ」 「‥!?」 傘の下に、引っ張り込まれる。 ‥離れらんない。 ‥何でこいつ‥。 ほんと訳分かんないよ‥。 前へ |次へ |
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