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《MUMEI》 「…足を開いて…みんなに見せるんだ」 「ぇ…あっ///」 耳元でそう囁かれてドキッとして一瞬膝を閉じようとしたら、その膝に手を掛けられてその力強い腕で有無を言わさず開かされてしまった。 「あッ…や///」 「フフっ…アキラ、ドイツ語で”ヤー”は”イエス”って意味だぞ」 「えっ、そ…そんな///」 前のドイツ語のレッスンと言い、まだまだドイツ語はマスター出来てないから、今のを聞いたらもしかしたら知らないウチに変な言葉を口走ってしまうかもしれないと思って、顔がカーッと真っ赤になってしまった。 「うぁっ…ぁ……んくっ///」 後ろから克哉さんのモノが入ってくる感覚が、いつもと同じだったんでやっぱり克哉さんなんだと思って安心した。 さっきちょっと触れてきた手が、克哉さんのものでは無いような気がしていたから。 それよりも、その姿を見ているギャラリーが居るというこの状況が、怖かった。 「あっ…ぁ…ぃあっ///」 「もっと…足を開いて」 そんな事言われても…。 「あっ///」 僕の足を撫でる手が突然足首を掴んできて、無理矢理というくらい足を高く上げさせてきた。 しかも両足を左右から引っ張られて…という事は。 「や…ッ……克哉さん、ダメ///」 「ん…」 克哉さんじゃない誰かが僕の身体に触れてきている。 しかもそれは一人じゃなくて……いっぱい。 「はァッ…ん……ふぁ///」 克哉さんが下から突き上げてくると同時に、僕の首や胸、下腹部、太ももに手が伸びてくる。 「んあぁぁ……ひッ…ィ///」 伸びた手の一つが僕のモノを掴んで何度も擦り上げると、今までので反応していたモノがさらに勃ってイキそうになる。 「んんぅぅ…///」 「我慢するなアキラ…」 克哉さんの声のする方に首を傾けると、克哉さんの肩にすがるようにもたれ掛かかった。 前へ |次へ |
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