《MUMEI》 「京〜、晩飯‥‥‥」 呼びに来た兄ちゃんが、ポカンとする。 「何してんだ?」 「髪型変えてみよっかな〜って。でも何か上手くいかないんだよね──‥」 「母さんに頼んでみりゃいーじゃん?」 「ぃゃ、自力でやりたいから」 「おっ、さてはデート仕度だな?」 「ぇ‥何で分かんの‥!?」 「兄貴だから☆」 「凄っ‥」 兄ちゃん凄っ‥。 「晩飯出来てっけど食わねー?」 「ぁ、今行く──」 って髪グシャグシャだし‥。 土曜までに間に合うかなぁ‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |