《MUMEI》
悲恋
あぁ
私達出逢わなければよかった…
出逢わなければこんな苦しい気持ちも貴方を愛して病まない自分を知らなかった…ううん…知らずに暮らせてた。


れな…


だって、私は…私は…貴方にとって苦しい物でしかないのだから


そんなこと、言うんじゃない!れな!


だって、だってだって!私は…貴方にとって…貴方にとって…仇でしかないじゃない!


れな…


もういいの…
貴方に憎まれるくらいなら…死んでもいい。


そんなこと言ってはいけない…れな…


サヨナラ
私の愛しい愛しい伸一郎さん…
来世でまた会いましょう


れなぁぁぁ―――――――――――!!!!!!!!!!!!!!



乾いた銃声が轟く。



彼の眼から落ちる涙は地面を濡らし彼女の心臓から滴る血は彼の心を濡らした。



その後、また銃声が轟いた。

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