《MUMEI》

だいぶ、夢中になって話してた。





もう11時。





泉──昼間寝たから眠くなんないみたい。





‥ヤバッ‥だんだん睡魔が‥。





《‥眠ぃのか》

「いやっ、全然!」

《‥別にいーけど、寝て》

「だ‥大丈夫! 平気! 全然オッケー‥」

《じゃねーだろ》

「ぅ‥」

《‥‥‥悪ぃ》

「ううんっ、私も話したかったし──泉とお喋りすんの楽しいし」

《‥‥‥窓開けてみな》

「ぇ‥?」

《いーから》

「うん‥」





カーテンを開いて、窓を開けた。





「──ぁ」





ゎぁ──星出てるよ──。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫