《MUMEI》

「‥‥‥だから言ったろ‥危なっかしーって」

「スイマセン‥‥‥」





泉に手当てしてもらって、料理再開した。





何とか順調に進んで、後は焦がしさえしなければ大丈夫──だと思う。





「‥飯食ったら先入っていーから」

「?」

「フロ」

「へっ‥‥‥ぁ、うん‥」





ぁ‥パジャマどうしよ‥。





一端家戻って持って来るべきだったよね‥。





「‥貸してやっから心配すんな」

「ぇぇ‥!?」





今顔に出てたッ‥?





出てたみたいだ‥。

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