《MUMEI》

「───────」





ほんとだ。





私の部屋2つ分はありそうな‥。





ベッドも広い──。





フカフカしてそう‥。





「座ってええよ?」

「──ぇ」

「ほらっ☆」

「わッ‥」





座らされた‥。





で──‥私何で連れて来られたんだっけ‥?





「よいしょっ」





天城君、私の隣りに座った。





やっぱり可愛い──。





間近で見るとほんとに‥天使だ。





で‥‥‥どうしよう‥?





ていうか、ほんと広い部屋──。





「‥‥‥!?」

「ぁ〜ぁ、気付かれてもうた」

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