《MUMEI》

「それから、ボクの部屋に来た事も秘密な?」





パチッ、とウィンクする天城君。





「ほらっ、ボクって学園の中ではアイドルやろ? バレてまうと色々めんどい事とかあんねんて」





ニコニコしながら、続ける。





「せ・や・か・ら──宜しゅうな☆」

「‥ぇ‥‥」

「簡単やろっ?」

「えっ‥と‥」

「あかん‥?」

「いえっ、駄目じゃないです‥」





そう答えた途端、ぱぁっと天使の目が輝いた。





「おおきにっ☆」

「ぅわ‥!?」





抱き付いてきた‥!!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫