《MUMEI》 食堂は、もう満員になりかけてた。 私と悠乃は、何とか空いてる席を見つけて座った。 「──そういえば天城君位だよね? 家から通ってんのって」 「うん──」 「てか天城君ってまだ14でしょ? 何か結構頭いいらしいけど──何でお坊ちゃま校じゃなくてこっち来たんだろね?」 「‥‥‥14‥?」 「ぇ、知らなかったの‥?」 「ぃゃ、1コ下なだけかなぁって──」 つまり私って──‥2つ年下の男子にちゃん付けされてるんだ‥。 『ツバメちゃん☆』 ぅゎぁ‥またドキドキしてきた‥。 前へ |次へ |
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