《MUMEI》

お呼び出し‥?





天城君から?





かかる‥かなぁ。





「‥ゎ‥!!」

「ちょっ‥だいじょぶ?」

「大丈夫大丈夫──」

「──燕さぁ、ボーッとし過ぎじゃない?」

「あはは‥何かちょっと変になってきたかも‥‥‥」





ぁ、そういえば‥‥‥下駄箱に封筒入ってたんだっけ‥。





「ゎ、それってあれ? ラブ‥」

「違っ‥違うよ‥!?」

「中見てみたら?」





悠乃に言われて、綺麗に畳まれた紙を開いてみる。




【屋上で待ってるで☆】





「どうすんの?」

「うーん‥‥‥」





この前みたいにならないか心配だ。





けど。





──行ってみたい。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫