《MUMEI》

天城君って──囲まれて楽しそうにしてるけど‥。





そう見えるだけでほんとは違う‥?





『ツバメちゃんだけ特別やから☆』





ってそこじゃなくてッ‥。





「ぁ、出てく」

「!?」





見失う‥!!





「ちょッ‥燕!? 何か買うんじゃないのッ? ‥って行っちゃったし‥」





──天城君待って〜!!





「天城君!」

「? ──あ! ツバメちゃんやん☆」





天城君、振り返ってニッコリした。





「ツバメちゃんも何か買うたん?」

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