《MUMEI》

「ぇ、ぁ‥‥‥」





買い物途中で飛び出して来たんだった‥。





「ボクの1コあげよか☆」

「‥?」

「──ほいっ☆」

「ゎ‥」





メロンパン‥?





「特別やで?」

「──ぁ‥‥‥ありが、と‥」





もらっちゃっていい‥のかな‥?





「ツバメー!」

「ぁ‥ほなボク行くな?」

「ぇっ──ちょ‥」

「ぁ、言うとくけど──それは『ほんまのお礼』ちゃうよ?」

「‥ぇ」





そうなの?





じゃあこれくれたのって‥何で?





「はぁ‥ツバメってばいきなり出てくんだから‥」

「ゴメンッ‥」

「あれ、それもらったの?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫