《MUMEI》 「──どれがいい?」 「うんとなぁ──‥これ取って☆」 天城君が指差したのは、ウサギのヌイグルミ。 「──はいっ、どうぞ──」 「おおきにっ☆」 「!!‥」 「?」 「ちょ‥ちょっとたんま‥」 目がチカチカする‥。 「ゴメンゴメン──加減忘れてもうてた☆」 「ぇ」 加減とかあるんですか‥!? 「ぁ‥天‥神楽君」 「ん?」 「神楽君って──引っ越して来たの?」 「まぁ、そんなとこやな☆ ぁ──あそこは『ボクん家』言うたけど──ほんまはちゃうねん」 前へ |次へ |
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