《MUMEI》

「コレ、飲んで見ろよ」
「…危ない薬かなんかですか?…僕はそういうの嫌です」
「違うよ、そんなんじゃねぇって…」

とか何とか言いながら千晶さんは無理矢理僕にその薬を飲まそうとしてきたので、僕は千晶さんの手を掴んで”飲むもんか”と必死に抵抗していたけど、そのウチ僕が折れてその薬を持ってきてもらったオレンジジュースと共に飲んでしまっていた。




「はぁ…僕、薬とか…風邪薬もあんまり飲んだ事無いのに…」
「そうか、まぁそろそろ服でも脱いでみようか」
「何でですか///」

いきなり千晶さんは僕の肩に手を置いて、着ていたシャツとかを脱がそうとしてきた。

「な、何で///」
「脱ぐモンなんだよ…ほら」

そう言われ周りを見てみたらほぼ半裸の状態のカップルが向こうにもこっちにも居て、それを見て初めてココがどういう所か気付いた。

「ぼ…僕やだ…こんな…///」
「そんな事言っても、もう外を歩けない状態なんじゃねぇの?」

千晶さんに腕を引っ張られ、立ち上がりかけていた僕の足から急に力が抜けていくカンジがしてその場にへたり込んでしまった。

「え…何…コレ///」

頭がクラクラして…身体に力が入らないけど…身体の一部が熱くなって、ドキドキと鼓動が早くなってきているような感覚が全身を駆けめぐる。

「薬に慣れて無い分、早く効いたのかな」
「あっ…や///」

千晶さんに触れられた所が熱い。

そのままソファーに突っ伏すように倒れ込んでしまった僕の身体を千晶さんは軽々と抱えてしまうと、着ていた服を脱がしにかかった。

僕は何も抵抗出来ないまま他人の居る場所で服を脱がされて、ソファーの上で足を開かされてしまった。

「もう、反応してんじゃねぇか」
「ぅ…ぁ…///」

僕の意志に反してソコはもうすぐイってしまいそうなぐらい勃ち上がってしまっていた。

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