《MUMEI》

「ええ天気やなぁ」





天城君が笑った。





「ボク今日はここで昼寝しよっかな〜」

「ぇ」

「ツバメちゃんもどや?」

「私は──‥えっと‥」

「?」

「じゃあ‥、うん」

「やった☆」

「‥!!?」





また抱き付かれたんですけどっ‥しかもかなり強めに‥。





「ツバメちゃんあったかいなぁ」

「〜〜〜〜〜〜‥」





私は完璧あったかい通り越しちゃってるんですが‥。





「なぁ‥光輝何か言うとった?」

「ううんっ、先輩は‥何も‥」

「そか──」

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