《MUMEI》

「うん、そやねん。ツバメちゃんと相部屋やったら別やけどな?」

「へっ‥‥‥」





私とっ‥?





かなりヤバくないですかそれっ‥。





「冗談やて☆」





冗談でもかなりドキドキなんですが‥。





「──ボク1年やからどっちみち無理やし」

「ぁ‥そっか‥」





って気付くの遅ッ。





「──?」





ベッドの枕元に、この前ゲームセンター行った時に、UFOキャッチャーで取ってあげたヌイグルミが座ってる。





何か、嬉しい。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫