《MUMEI》

「あっ、そうだ、夢どうだった?」

「夢?」

「ほら、何か変な夢見るとか言ってたから──」

「昨日は大丈夫やったわ」

「そっか、良かったぁ──」

「ツバメちゃんのお陰や☆」

「‥!!?」





──相当、照れてもうてるみたいや。





「ゎ‥私っ、別にっ、何も、して‥、!?」

「おおきになっ、ほんま☆」

「‥‥‥‥‥‥‥」





ツバメちゃん、完全に固まってもうた。





どないしよかな──。





ちょっと遊んでみよか。





て‥あかんあかん‥。





今日はそないな事する為に呼んだんちゃうんやった。

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