《MUMEI》

「ぁ‥‥‥あのね?」

「うんっ」

「良かったらそのっ‥ケー番とかっ‥メアドとか‥」

「ぁ、せやったね──まだ教えてへんかった」





あかんあかん──お互いケータイ持ってるのに番号とか知らな‥連絡つけられへんもんな。





「ほな、ツバメちゃんのも教えて☆」

「──ぇ」

「なっ?」

「ハイッ‥」






カチカチやなぁ‥。





そこが可愛えねんけど──。





「よっしゃ、これで電話もメールもオッケーやな☆」





早速今日帰ったらメールしてみよ──。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫