《MUMEI》

「これからずっとだっ!」


ユリウスは顔を赤くしながら怒鳴り、プンプンという感じで雹里たちから離れて行った。


「ユリウスどうしたんだろう?」


「べい゛が〜」


ティイオラは鼻血を垂らしながら雹里を呼んだ、どうやれ口の中に血が流れ込み気持ち悪いらしい。


「だ、大丈夫?今ティッシュ持ってくるね」


雹里は慌てて部屋に戻ると、ティッシュを持って戻ってきた。


ティッシュを2、3枚取り出すとティイオラに渡した。

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