《MUMEI》

「そうだったのですか」


「うん、それと1つお願いしても良い?」


「はい、もちろんです」


「ルイスに伝えて、私今日は部屋で食べるからお料理運んでくれるって。あっ自分で取りに行った方がいいか」


「いいえ陛下、陛下は部屋でお待ち下さい、私が責任持ってお運びいたします」


「そう?ありがとう」


雹里はニコッと微笑むと歩いていった。


兵士は慌てて頭を下げた、その顔は赤くなっていた。

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