《MUMEI》

「おーい、寝るなー起きろー」

「〜〜〜〜〜〜‥」





夜ほとんど徹夜で教わってるもんだから‥眠くてしょうがない。





「───────」





帰ったらまたやらなきゃなぁ‥。





せめてタマゴ焼き位はまともに作れるようにならなきゃだし‥。





倉藪さんが作るみたいなすっごいのは無理だけど──喜んでもらえるように、って思う。





それで──ちょっとでも天城君が笑ってくれたらいいな、って。





「ツバメ〜‥マジで寝ちゃった‥? ──しょうがないなぁ‥もぉ‥」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫