《MUMEI》 「──すっかり暗なってもうたなぁ」 「‥真っ暗‥」 「あははっ、怖がりやなぁツバメちゃんてば」 「ほんとに怖いんだってぇ‥」 ──天城君のオーラで気絶した人達は、暫くしたら大丈夫になったみたいだった。 まさかあそこまでなるなんて思わなかったけど──‥。 でも、私も初めは卒倒したなぁ‥。 ある意味凶器だよね、あれ‥。 「あっ、何かおる!」 「きゃあ!?」 「なーんてなっ☆」 「カ‥‥‥カグラ君っ‥」 「ゴメンゴメン☆」 「〜〜〜〜〜〜‥」 私本気でビックリしたんですけど‥。 前へ |次へ |
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