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《MUMEI》 大丈夫‥。 大丈夫‥。 バレなければいいんだ。 「──おっ、須貝じゃん」 「ゎ‥」 先輩──。 「上手くやってるみたいだな──」 「先輩もですよね？」 「‥！！ な‥スガイお前、まさか‥」 「日曜日に天城君と遊園地行ったんですけど──」 「やっべ‥見られちまってたか‥」 「ぁ、大丈夫です──悠乃以外には誰にも言ってないですから」 「つー事はオレ、全然気付いてなかったんだな‥お前とアイツに」 苦笑して、照れ臭そうに笑う。 「ま、その内バレちまうかも知れねーけどな」 前へ |次へ |
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