《MUMEI》

そうだ──悠乃にメール‥。





連絡、しとかないと。





「‥?」





悠乃からだ。





【ゆっくりしといで。(*'∪^*)】





──ビックリした。





「ツバメちゃん? 帰らなあかんの‥?」

「ううん、逆だよ──」

「そかっ、良かった☆」





天城君は笑って、最後の1切れを頬張った。





ほんとに、1ホール丸々1人で平らげちゃった。





先に食べたのも会わせたら、かなりの量になる。





「よっしゃ、お楽しみといこか☆」

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