《MUMEI》 「あ…陛下…」 「また鼻血出ちゃったんだね」 雹里は桶とカゴを床に置くと、カゴの中からタオルを出し水に濡らしてからティイオラの首に巻き付けた。 「気持ちいい?」 「はい、とっても」 雹里はもう一つタオルを出し水に濡らすと、ティイオラの顔や洋服、髪を優しく拭いていった。 「すみません陛下」 「どうして謝るの?」 雹里はきょとんとした顔でティイオラを見た。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |