《MUMEI》 独りになったとこで、別に気分晴れる訳やないんやけど‥。 囲まれとるよりはええし。 最近、囲まれるんがしんどいねん。 嫌て訳やないけど、やっぱ好きな子と一緒がええ。 この際やから、ハッキリ言うてもうた方がええんとちゃうかなぁ。 隠してたかて、窮屈なだけやし。 ずっと誤魔化せる訳でもあらへんし。 ──後でツバメちゃんに相談してみよ。 ぁ‥チャイム鳴った。 ──教室戻らな。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |