《MUMEI》

「おーおー、やけにご機嫌だなぁ」

「えへっ☆」

「お前雨嫌いだったんじゃねーのか?」

「もう嫌いやないもーん☆」

「‥? どーしたんだ急に──」





光輝がポカンとしとる。





「ま、いーや──上手くやってるみたいだしな」

「上手くいかへんはずないやん?」

「ふーん、言うよーになったな──お前も」

「〜〜〜‥子ども扱いせんといてや」





いつまでも小学生みたいに‥。





「むくれんなって。つーか早く行かねーと遅刻すっぞー?」

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