《MUMEI》

抱き付かれるのは‥ほんとに慣れない。





だって何か‥勝手にドキドキしてくるし‥。





心臓が言う事きかなくなるし‥。





「照れとる燕ちゃんもええなぁ☆」

「‥て‥‥‥照れ‥?」





照れてる‥?





「むっちゃ照れてるやん☆」

「‥ぇ‥‥‥」





ぅゎ‥何か余計熱くなってきた‥。





「なぁ、いつから好きやった?」

「──ぇ、いつから‥」





いつからだっけ。





「えっと〜‥」





考えた事なかった。





──いつから‥?





あの時かな‥。

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