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《MUMEI》 『ば、馬っ鹿じゃな い！！』 …彼女に怒鳴られる 『うん…馬鹿。』 …仰る通りで御座い ます。 『ーーっ、もうー』 …あ、泣きそうな顔 『俺、どうしょうも ない馬鹿だから…名 前も勘違いした。ご めんな…桜井？』 『え？』 『ずっと…君の名前 呼びたかったんだ！ その…君の笑顔が見 たくてさ…』 『九条先輩…』 『うん、でさ…その 良かったら、この馬 鹿の面倒とか見てく れない？かなぁ…』 …良し、頑張ったぜ 俺！てか…固まった ままの彼女って、ど うなのよ！！ 前へ |次へ |
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