《MUMEI》

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アイコの演技に感心しながらも、俺は先を急いだ。ダラダラ、ヤるのは面倒くさい。


俺は、アイコの制服の下に手を忍ばせて、柔肌に触れた。


「やぁんッ☆」


恥じらうように、微かにアイコが身じろぐ。それも演技なのだと思うと、なんだか心の奥が冷えていく気がした。





…………まぁ、



俺もアイコも、



お互いにそーいう『はけ口』だから、ね。



べつに、いっけどー。





キスをしながら、彼女の背中に手を回し、ブラのホックを外す。その際も、俺が外し易いように、アイコは背中をのけ反らせ、手を動かすスペースを作っていた。


恐ろしいくらい、場慣れしてる。





今さらのハナシだけどさ。





さて、


つづき、つづき……っと。





俺が、アイコの短いスカートに手を入れようとした、そのときだった。



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