《MUMEI》 消灯時間が近付いてきた。 「ね、あたしそろそろ寝るけど───燕は?」 「うん、私も寝よっかな」 まだ眠くないけど──寝坊するとマズいし。 でも、やっぱり寝れそうにない。 もうちょっとだけ起きてよっかな。 もうちょっとだけ。 明かりさえ消しちゃえば、バレないし。 『約束やでっ、燕☆』 ほんとにキラキラしてたな──あの時の神楽君。 思い出すだけで嬉しくなる。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |