《MUMEI》
*2* ヤ サ シ イ ヒ ト
「あっ、蜜花おはよっ♪」

「うん、おはよー」





今挨拶したのは──須崎有里。





私の幼馴染みで、親友。





有里とは、小学生の頃からずっと、同じ学校で同じクラス。





私の事を、分かってくれる存在。





私がこーちゃんに育てられた事を、全然気にしないで一緒に遊んでくれたのが──有里だった。




有里は、私が困っていると絶対助けてくれる。





だから──私は安心して、学校にいられる。





「そだっ、あのね蜜花、昨日これ買ったんだっ。コウさんの♪ 」





素早く鞄から取り出して──有里が、写真集を広げる。





「ほんと凄いよね〜」

「?」

「めちゃめちゃ綺麗じゃん? コウさんが撮る写真って。──どうしたらこんなのが撮れるのかなぁ」

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