《MUMEI》

──休み時間、私は図書室に向かっていた。





──そうしたら。





「ねぇ聞いたぁ? 1年の鈴原──義理の兄がいるらしいんだけど──」

「──鈴原って‥あの鈴原でしょ‥?」

「うん、そーみたいだよ?」

「──あの──」

「ゎ‥ヤバいあっち行こっ」





話していた2人は、私から逃げるみたいに廊下を走って行った。





「──────‥」





鈴原=dこの名字を聞く度に、みんな嫌そうな反応をする。





──その理由。





それは‥こーちゃんの過去にある。

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