《MUMEI》 ‥誰だろう‥。 「ちょっと見て来るな?」 「ぁ‥こーちゃん‥」 何だか、不安になる。 ‥誰が来たんだろう‥。 「──おっ、香坂さんじゃないっすか♪」 そう言ったこーちゃんの声が聞こえて来て、私は安心した。 「香坂さんだったんだ──」 「おーい、みか〜ん」 「ぁっ、今行く‥!」 私は急いで、玄関に向かった。 「ぉ‥おはようございます──香坂さん」 「おはよう。ごめんなさいね、2人共──こんな朝早くにお邪魔しちゃって」 「気にする事ないっすよ、俺は香坂さんいなきゃ仕事出来ないんすから。今──茶ぁ入れますねっ」 「ええ、ありがとう」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |