《MUMEI》

──色々見て歩きながら、こーちゃんは色んな写真を撮った。





空とか──花とか──沢山、沢山。





公園に入って、少し休憩する事になったんだけど──。





「こーちゃん──何見てるの?」





こーちゃんは、何でかずっと‥向こうの方を見つめている。





「‥?」





あれ──何だろう。





噴水‥?





噴水が──どうかしたのかな‥。





そう思っていると、こーちゃんが‥私の隣りから立ち上がった。





「こーちゃん?」





キョトンとする私に、こーちゃんが笑いかけた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫