《MUMEI》

海里の瞳は最初から
俺を真っ直ぐに見る

まるで心の中を見透
かす様に…

ハッキリ言ってヤり
にくい…海里の瞳は
俺の心をかき乱す。


そんな海里の態度が
今朝は…オカシイ。


『海里?』


『…何?』

俯いたまま答える。


『おい?』


『……』

ダンマリですか!?
原因は解ってる、昨
夜の事だよな?

参ったな、変に意識
されたら…困る。
俺には、和之が居る
んだから…そう…だ
から…困るんだ、昨
夜みたいな事は…。

自分に言い訳みたい
に心の中で呟く。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫