《MUMEI》

『ねー、お姉さんは
女子高生なの?』


『…うん、君は〜小
学生だよね?』


『うん、4年。』


泣いてる理由が気に
なったケド…聞いち
ゃイケない気がして
何でもない話をした


『あ、お姉さんの名
前〜教えて?』


『…照山』


『…下の名前は?』


『…紅葉』


ーーテルヤマ モミジ!?


『わ、笑って良いわ
よ、そうよ、あの歌
の歌詞と一緒なの…
皆、笑うんだから』


『凄い…奇跡だ。運
命の出逢いだ!』

俺は興奮して叫んだ


『え?奇跡?運命?』
お姉さんは頭に?を
付けていた。

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