《MUMEI》 早速、飛び付いてきた那加。 「もう売ってたのっ?」 「ぁぁ。好きだろ?」 「うん♪」 那加は、こういう──ちょっといつもと違う物を見ると喜ぶ。 ご機嫌になった那加は、早速七夕ゼリーに夢中になっている。 そんな那加を見つめて、俺は考えていた。 那加は──何をあんなに真剣になって考え込んでいたんだろう‥? 俺が入って来たのにも、気付かないくらい。 まさか悩み事か‥? 「どうしたのよ、そんな顔して」 「那加──‥ぃゃ、姫サマ‥」 前へ |次へ |
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