《MUMEI》

『実はね、7年前に
公園で出逢った生意
気な小学生は…俺な
んだ。
先生、俺が秋野優飛
だよ。』


『え、ウソ…だって
桐野…って…ええっ』

『ホントだよ、先生
あの後両親の離婚で
秋野から桐野に変わ
って引っ越したから
3日後の約束も守れ
なくて…ごめんね。
俺…ずっと気になっ
てたんだ。』


『そう、引っ越して
たんだね、だから…
あれ以来〜公園で会
えなかったんだ。』


『え、先生?もしか
して公園で俺の事捜
してくれてたの?』


『ち、違うよ…ただ
借りてたハンカチを
返さなくちゃって…
ね、だから…その』

シドロモドロな言い
訳をする先生がメチ
ャクチャ可愛くて…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫