《MUMEI》 「はーっ‥」 聞こえてきた、溜め息。 書き終わったらしい。 そして、かなり疲れたらしい。 「大丈夫か‥?」 「〜〜〜〜〜〜‥」 ‥大丈夫じゃないみたいだ。 サイドテーブルに突っ伏してしまっている。 「那加ー‥?」 寝たのか‥? 「姫サマ──」 本当に‥寝てしまったみたいだ。 そんな那加の横には、短冊の束。 「───────」 つい、それに意識がいってしまう。 前へ |次へ |
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