《MUMEI》
出会い
入学して数日後
うちは家庭の事情から奨学金を借りることになって、その手続きについて聞こうと職員室に向かった。
でもよく考えたら、誰に聞くべきなのかわかんなくて職員室の前でしばらくオロオロしてたんだ。
そしたら
「どした?」
ってすごい内陸訛りの男の人の声がうちの後ろの方から聞こえた。
びっくりして振り返ってみると、そこには職員室の後ろの入り口から顔だけ出して不思議そうにこっちを見てる『先生』がいた。
これがうちと『先生』との出会いだったんだ。
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