《MUMEI》

「‥‥‥?」





売店に行っていた、ほんの数分の間だった。





那加に‥異変が起きていた。





「那加‥‥‥どうした‥?」

「──!っ‥」





‥ひどく怯えている。





「‥っ‥‥‥」

「那‥‥‥、!?」





‥抱き付いてきた。





何か言おうとしているみたいなんだけど‥‥‥声にならないらしい。





「──さっき‥患者さんが病室を間違えたらしいの‥」

「ぇ」





説明してくれたのは、佳代子さんだった。





「いきなり知らない人に出くわしてビックリしたのね‥」

「‥‥‥そうだったんだ‥」





俺が‥もうちょっと早く戻って来ていたら良かったのに。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫