《MUMEI》 . グラウンドを、呆然と見つめている俺の隣で、 同じようにそちらを見遣ったアイコが、 眉を思い切りひそめた。 「中村くんじゃん!」 アイコも彼らの戯れる姿を見つめながら、冷たい声で言った。 「堂々とカノジョとイチャついちゃってェ〜!とんだ硬派気取りだわ!!」」 ………。 ………………。 ………………………えっ!? 俺は弾かれたようにアイコの顔を見た。 「中村、カノジョいたの……?」 そんなの知らない………。 . 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |