《MUMEI》

「そうなんだ、教えてくれてありがとう。ねぇダルクも一緒にご飯食べない?」


「い、いえ!私は仕事中なのでお気持ちだけで」


「そう?」


「はい、お部屋にお運びしますね」


「うんありがとう」


兵士ダルクはほんのり頬を赤く染めながら、料理を雹里の部屋に運びテーブルに並べていった。


「では私はここで失礼します」


「うん、また後でね」


「は、はい!」


ダルクは礼をし部屋から出て行った。

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