《MUMEI》 絶対に落ちて来るとは限らない。 けど、もし落ちて来たら。 渾身の一撃を避けられるだろうか‥? ──とか、そんな事を考えていたら‥眠気がどこかへいってしまった。 「──────‥」 どうしようか。 このまま朝まで‥‥‥って訳にはいかない。 たぶん、その内眠くなって‥知らない内に朝、ってなるんだろうな。 「ん‥‥‥どうした? ひま‥」 開けて欲しいらしい。 ケージを開けてやると、勢い良く飛び出して来た。 前へ |次へ |
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