《MUMEI》

鋭い眼光がオレンジ色の夕陽を睨んでいる…。



(食中毒事故のあった当日…


出社していた社員は全員、客からの苦情処理に追われていたため、記者会見が行われた午後10時頃まで会社に缶詰にされていた。


即ち、記者と接触した人間がいたとすれば、食中毒事故が起きた午後3時から、会見までの間に会社を離れていた人間しか有り得ない…。


その条件に当てはまる社員がいないとなると…)



A常務「…。」



K部長「…。」



A常務「…。」




アンパンマンは遠くを眺めながら暫く考え込んでいたが、ずっとカレーパンマンを立たせたまま待たせていたことに気が付いた。



A常務「…分かった。


…ご苦労だったな……ありがとう。」

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