《MUMEI》

「那加っ、おま‥何で‥‥‥」

「? ひまちゃん探してたに決まってるじゃない」

「ぃゃ、何で‥独りで‥」

「日向がいきなり飛び出してくんだもん」

「だ‥だから‥‥‥」





何で独りで病室を出て平気なんだ‥?





「ほらっ、戻ろ?」





那加が、俺の手を掴む。





何事もなかったみたいに、歩き出す。





「ふぅ‥」





──誰にも会わなかったから良かった。





「なぁ‥さっきの事だけど‥」

「何?」

「ぁ、ぃゃ‥」





やめておこう。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫